シキノハイテックが後場ストップ高、パナソニックHDとのライセンス契約など好感

■前週は台湾半導体市場への拡販に向けた現地企業との協業も発表し期待強い

 シキノハイテック<6614>(東証スタンダード)は4月28日の後場、急伸相場となり、13時にかけてストップ高の1073円(150円高、16%高)まで買われ、急激に出直っている。同日付で、パナソニックHD(パナソニック ホールディングス)<6752>(東証プライム)とのライセンス契約を発表し、期待が集まった。パナソニックHDとのライセンス契約では、新開発のNessum通信モジュールのサンプル出荷を2025年6月に開始し、26年1月より量産出荷を目指すとした。

 また、4月24日には、台湾半導体市場への拡販に向けた現地企業との協業開始も発表しており、相次ぐ積極展開に注目が集まっている。台湾半導体市場での展開は、台湾・新竹地区に本社を有するAGNEZ社との協業により、既存顧客に対する現地サポート体制の強化およびOSATを含む新規顧客への拡販を加速する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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