
■CRIWARE使用する任天堂向けゲームタイトルはこれまで800以上
CRI・ミドルウェア<3698>(東証グロース)は5月7日、7%高に迫る1106円(68円高)まで上げた後も堅調に売買され、取引日ベースで2日ぶりに年初来の高値を更新している。4月に入り、任天堂<7974>(東証プライム)の新ゲーム機「Nintendo Switch2」向けミドルウェアをリリースとの発表や、第一興商<7458>(東証プライム)が同月に発売した新しい業務用通信カラオケ「LIVE DAM WAO!」の開発への参画などを発表し、注目の強まる相場となっている。1100円台は2023年9月以来になる。
発表によると、CRI・ミドルウェアは、2001年のニンテンドーゲームキューブ以降、任天堂の発売するゲーム機に25年にわたってミドルウェア「CRIWARE」を対応してきた。CRIWAREが使用された任天堂のゲーム専用機向けタイトルは、これまで800以上にのぼる。また、第一興商のカラオケシステムには、2019年に発売された前モデルから技術を提供し、4月18日に発売した新しい業務用通信カラオケ「LIVE DAM WAO!」の開発でも、音声を加工する多彩なエフェクトや、華やかな画面の演出、独自のAI技術を使った採点システムなど、音と映像の専門家としての技術と知見を最大限に活用しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)