三機サービス、株主優待制度の保有年数要件を明確化、上場10周年で記念配当実施へ

■継続保有3年以上で最大8000円分のQUOカードを贈呈

 三機サービス<6044>(東証スタンダード)は5月19日、2026年5月31日以降に適用される新株主優待制度における継続保有年数の詳細を発表した。新制度では株式の保有株式数と継続保有期間に応じてQUOカードを贈呈し、最長3年以上の継続保有では最大8000円分となる。継続保有年数3年以上は株主名簿に7回以上連続で記載されている状態を指し、1年以上は3回以上連続して記載されている状態を指す。

 また同社は、東京証券取引所上場10周年を記念し、2025年5月期の期末配当予想を修正する決議を行った。普通配当22円00銭に加え、記念配当3円00銭を実施することで、期末配当は1株当たり25円00銭となる予定である。同社は2015年4月24日にJASDAQに上場し、第一部、スタンダードへの移行を経て10周年を迎えた。

 同社は今後も株主への安定的かつ継続的な利益還元を重視し、IR活動を通じて丁寧な情報提供を行う方針である。代表取締役社長による制度説明動画や、5月22日開催予定のオンラインIRセミナーなどを通じ、制度理解の促進を図っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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