ビットコイン最高値、メタプラネットとリミックスポイントがストップ高など関連株が活況高

■米国の関税などを受け既存通貨(主にドル)に不安、裏返し的に注目集まる

 5月22日前場の東京株式市場では、「ビットコイン」のドル建価格が米国時間の21日に史上最高値を更新と伝えられ、メタプラネット<3350>(東証スタンダード)とリミックスポイント<3825>(東証スタンダード)が買い気配のまま急伸してストップ高に達したほか、セレス<3696>(東証プライム)などの関連株が活況高となった。

 ビットコインのドル建価格は米国時間の5月21日、「1月のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の就任式付近で記録された史上最高値を超え、10万9400ドル(約1586万円、1ドル145円換算)で史上最高値を更新した」(CoinDesk Japan:コインデスク・ジャパンのサイト5月22日02:53)。

 ビットコインは、世界的な貿易戦争と米国の関税などを背景とした既存通貨(主にドル)への不安の裏返し的に注目されているもよう。加えて、直近は、5月に入り現物ビットコインETF(上場投資信託)に資金流入が続いたことも相場を押し上げる上乗せ要因になったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る