日本製鉄が大きく出直って始まる、米USスチールとの連携進展に期待高まる、トランプ大統領「提携を支持」

■約2週間ぶりに3000円台を回復

 日本製鉄<5401>(東証プライム)は5月26日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高の3081.0円(212.0円高)まで上げ、約2週間ぶりに3000円台を回復している。米USスチールの買収を巡り、前週末に米トランプ大統領が自身のSNSで「パートナーシップを承認する意向」(NHIニュースWEB5月24日朝)、「提携を支持」(ブルームバーグニュース5月24日朝)などと表明したと伝えられ、買収進展への期待が高まっている。

 現段階では、トランプ大統領が「買収」まで容認したのか判断できないもようだが、その後の報道を総合すると、少なくとも前向きな事業連携に進む可能性が高いとの見方が大勢のようだ。国際競争力のある高級鋼板の分野での協業進展などに期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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