
■連結子会社がビットコイン投資事業、財務戦略の一環としても保有を強化する方針
ANAPホールディングス<3189>(東証スタンダード)は7月10日の後場、6%高の1410円(86円高)で始まり、続伸基調で約3週間ぶりに1400円台を回復している。6月初に「ビットコイン事業」の開始について発表して以降、断続的に「ビットコイン購入に関するお知らせ」を発表。7月10日は、「ビットコインが最高値更新、米株高に連動、一時11万2000ドル突破」(日経電子版7月10日午前10時台)と伝えられたことなどを受けて買い先行となっている。ただ、ビットコインがドル建で最高値の割にほかのビットコイン関連株の値動きは地味な印象となっている。
同社は、20252月3日に連結子会社の株式会社ANAPライトニングキャピタルを設立し、投資事業を開始した。ビットコインの購入は投資であると同時に、グループの財務戦略の一環としてもビットコインの保有を強化する方針とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)