【株式市場】日経平均は270円安、反落、前場に続き半導体株の下げが影響、TOPIXは続伸

◆日経平均は4万799円60銭(270円22銭安)、TOPIXは2948.65ポイント(5.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は22億1907万株

 8月1日(金)後場の東京株式市場は、引き続き半導体関連株が大幅に下げたまま推移し、一部、ソシオネクスト<6526>(東証プライム)など持ち直す銘柄はあったが日経平均の足を引っ張って推移。正午に四半期決算を発表した商船三井<9104>(東証プライム)は一転下押して始まったが、13時過ぎに発表したヤマタネ<9305>(東証プライム)、亀田製菓<2220>(東証プライム)、ジョイフル本田<3191>(東証プライム)、日本セラミック<6929>(東証プライム)などは急動意の値上がり。日経平均は14時過ぎまでジリ安傾向だったが以後は底堅く推移。前日比では反落した。一方、TOPIXは続伸。

 後場は、JR東日本<9020>(東証プライム)が一段高となり運賃改定の認可など材料視。ユーラシア旅行社<9376>(東証スタンダード)は第3四半期の大幅増益が好感され終日買い気配のまま大引けストップ高。丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は一段ジリ高となり8月末の株式分割など材料視。コンヴァノ<6574>(東証グロース)は業績予想の増額が好感され終日買い気配のまま大引けストップ高。ジェネパス<3195>(東証グロース)も終日買い気配のまま大引けで2日連続ストップ高となり中国子会社の特許など材料視。

 東証プライム市場の出来高概算は22億1907万株(前引けは11億2271万株)、売買代金は5兆6149億円(同2兆9086億円)。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は1300(前引けは1314)銘柄、値下がり銘柄数は291(同274)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、陸運、建設、金属製品、水産農林、小売り、ゴム製品、食料品、その他金融、情報通信、サービス、パルプ紙、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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