松竹、大阪松竹座ビルを2026年5月閉館、100年の歴史に幕

■1923年開業の歴史的建物、1997年に劇場として再出発

 松竹<9601>(東証プライム)は8月28日、大阪道頓堀にある大阪松竹座ビルを2026年5月公演をもって閉館すると発表した。建物設備の老朽化が背景で、劇場としての大阪松竹座での興行は一旦終了する。地下店舗も含めビル全体を閉館するが、閉館後の建物の具体的な再開発計画は未定であり、方針が決まり次第発表するとしている。

 同ビルは1923年に活動写真館として開業し、1997年には演劇の劇場として新開場した。以降、歌舞伎や演劇など多彩な公演を行い、長年にわたり大阪文化の拠点として親しまれてきた。今回の決定にあたり、松竹は長年の観客や利用者への感謝を表明している。

 劇場としての大阪松竹座は閉館するが、大阪における歌舞伎をはじめとする公演活動は、他の劇場やホールに場を移して継続される予定だ。具体的な公演の詳細や新たな興行場所については、準備が整い次第順次公表するとしており、大阪での伝統芸能や舞台芸術の発信は途絶えることなく継続される見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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