厚生労働省、スマホでマイナ保険証利用がスタート、9月19日から医療機関で導入

■マイナポータルアプリで事前登録、署名用パスワードの再設定も案内

 厚生労働省は2025年9月19日、スマートフォンをマイナ保険証として利用できる仕組みをスタートする。健康保険証としての利用登録が済んだマイナンバーカードをスマートフォンに追加することで、医療機関や薬局でカードを取り出さずに認証できる。実物カードも引き続き利用可能であり、初めての利用時には併用が推奨される。追加は任意であり、利用環境に応じた選択が可能となる。

■マイナポータルアプリで事前登録、署名用パスワードの再設定も案内

 利用にあたっては、対応機種の確認と事前準備が求められる。具体的には実物のマイナンバーカード、最新のマイナポータルアプリ、暗証番号、署名用パスワードなどが必要である。マイナポータルにログインし健康保険証の利用登録を行った上で、スマートフォンにカードを追加する。アプリは常に最新のバージョンに更新する必要がある。署名用パスワードを忘れた場合やロックされた場合は、コンビニの複合機や市区町村窓口で再設定が可能である。

■顔認証とスマホリーダーを活用、本人認証と同意入力で手続き完了

 医療機関・薬局での利用は、顔認証付きカードリーダーとスマートフォン用汎用カードリーダーを組み合わせた手順で行われる。利用者はリーダーで本人認証を済ませた後、スマートフォンをかざし、同意情報を入力する流れとなる。段階的な導入が予定されており、2025年9月19日から準備の整った施設で開始される。利用者の利便性向上と医療機関の業務効率化が期待される。

 厚生労働省は9月下旬から、対応する医療機関や薬局の一覧を順次公開する方針である。制度の本格普及は対応施設の増加とともに進展する見込みであり、スマートフォンによるマイナ保険証利用はデジタル化推進の象徴的施策と位置付けられる。従来のカード利用と並行して普及を進めることで、利用者層の拡大と制度定着を図る狙いがある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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