ヤマハ、バンド体験型アプリ「Extrack」米国・欧州進出へ、演奏練習やセッションを支援

■コード自動解析や速度調整機能で初心者から上級者まで対応

 ヤマハ<7951>(東証プライム)は9月18日、好きな楽曲をバンドメンバーになった気分で演奏できる音楽アプリ「Extrack(エクストラック)」を米国と欧州で提供開始したと発表した。同アプリは今年3月に日本で先行展開されており、利用者がスマートデバイスから取り込んだ楽曲を楽器パートごとに音源分離し、演奏練習やセッションを楽しめるのが特徴である。今回の展開により、日本国内に加えて欧米の幅広いユーザーにも提供範囲を拡大することになる。

 Extrackは、ドラム、ベース、ギター、ピアノ、管楽器など最大7種類の楽器パートを分離でき、各パートの音量調整やコードの自動解析に対応している。初心者でも楽譜を読まずに視覚的にコードの押さえ方を確認できるほか、再生速度の変更、キーの変更、練習箇所のリピートや小節単位のスキップといった機能も備えている。これにより、臨場感ある演奏体験を実現しつつ、本格的な練習を支援する仕組みを整えている。

 同社の楽器事業本部ミュージックコネクト事業推進部長である三田祥二氏は、2023年に発足した同部門のミッション「テクノロジーのチカラで人と音楽の可能性を広げる」を背景にExtrackを位置づけていると説明した。既に国内で一定の利用実績を持つ同アプリを欧米へ展開することで、より多くのユーザーに演奏の楽しさを提供するとしている。サービスはiOSとAndroidに対応し、無料プランと有料プランを用意。無料では月5曲までの分離、保存5曲まで、有料は年額39.99ドルで楽曲数無制限、保存枠拡大などの拡張機能が利用できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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