楽天、「無人配送」サービス開始から1周年、店舗・対象地域を大幅拡大
- 2025/11/7 08:12
- IR企業情報

■晴海・月島・勝どき・佃まで配送拡大、188カ所に届け、23店舗・8000商品に対応
楽天グループ<4755>(東証プライム)は11月6日、東京都中央区晴海周辺で展開する自動配送ロボットによる商品配送サービス「楽天無人配送」が提供開始から1周年を迎えたと発表した。2024年11月に開始された同サービスは、温かい料理や飲料、生鮮食品や日用品を夜間・雨天を含め毎日配送し、利用者の生活利便性向上に寄与してきた。開始当初3店舗だった対象店舗は現在23店舗まで増加し、取り扱い商品数は8000点以上へ拡大した。
対象地域も晴海全域に加え、月島・勝どき・佃の一部へ広がり、指定可能なお届け場所は62カ所から188カ所、対応住戸数も約1万4000戸から3万4000戸超へと大幅に増加した。さらに専用ウェブサイトの機能強化、ロボット追加、配送時間の延長、地域イベントへの参画など運営面での改善を継続しており、月間注文数は開始時の2倍以上、リピート率は50%を超える水準に達している。利用者からは利便性への評価が寄せられており、店舗側からも売上増や広告効果への期待が高まっている。
同社は1周年を記念し、11月6日から12月4日までの期間で「1周年感謝祭」を実施する。3種類の割引クーポン配布、抽選で注文金額を楽天ポイントで全額還元する企画、SNSを活用したフォト投稿キャンペーンを展開し、さらなる利用促進を目指す。楽天は今後もサービス運営で得た知見を活かし、自動配送ロボットの普及拡大と生活インフラとしての定着を進める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















