
■「ふわっち」活用で配信者層・視聴者層の拡大を狙う
jig.jp<5244>(東証グロース)は11月13日、VTuber事業およびライブ配信事業の連携強化を目的に、国内外で実績を持つBrave groupと業務提携契約を締結したと発表した。バーチャルタレント市場が多様化と高度化を遂げる中で、同提携は両社が有するIP創出力とプラットフォーム運営力を統合し、市場拡大に対応する狙いがある。VTuber・Vライバー領域の需要増に対応し、新たな価値創造へ踏み出す取り組みとなる。
提携の中心には、Brave groupに所属するVライバーが「ふわっち」を活用し配信者層・視聴者層の拡大を図る仕組みが据えられた。これにより、同社が持つグローバルIP創出力とプロデュース力が、jig.jpのプラットフォーム運営ノウハウと結びつき、VTuberマネジメントやIP価値向上に資するとされる。さらに、収益基盤の強化とライブ配信事業の成長加速を見据え、多角的な事業展開を進める方針を掲げた。
両社は今回の提携を起点に、VTuber・Vライバーおよびライブ配信分野における新たなエンターテインメント体験の創出に挑む姿勢を示している。Brave groupは「80億の、心をうちぬけ」というミッションの下、国内外でのIP事業拡大を進めており、jig.jpは利用者に近いソフトウェアを提供する理念のもと成長を続けている。両社の強みを掛け合わせることで、世界規模のファンダムに向けた新しい価値創造を推進していく構えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























