NISSHAは17年12月期連結業績予想の大幅上方修正を発表

■ディバイス事業における製品需要が想定を上回る

 NISSHA<7915>(東1)は19日引け後、17年12月期連結業績予想の大幅上方修正を発表した。

 同社は、総合印刷の中堅で、一般印刷から産業・電子関連の特殊印刷へ展開している。なお、17年12月期より、決算期を3月31日から12月31日に変更するため、17年12月期は4月から12月までの9か月決算となる。

 17年12月期は、ディバイス事業における製品需要が想定を上回ったことなどにより売上高は、前回予想を上回る見通しとなり、利益面については、ディバイス事業の製品需要の増加に伴う固定費が増加したものの増収効果、為替差益の計上などにより前回予想を上回る見通しとなり、売上高を190億円、営業利益を9億円、経常利益を26億円、純利益を26億円上方修正した。

 その結果、17年12月期通期連結業績予想は、売上高1590億円、営業利益64億円、経常利益77億円、純利益71億円を見込む。

 ちなみに、前期の17年3月期の連結業績は、売上高1158億02百万円、営業利益△39億04百万円、経常利益△49億14百万円、純利益△74億08百万円と赤字決算であった。

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