【新規上場(IPO)銘柄】プロレド・パートナーズは第3四半期業績が年計画を上回り順調、「成果報酬型」のニーズ益々高まる

株式市場 IPO 鐘

 プロレド・パートナーズ<7034>(東マ)は、7月27日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、コストマネジメントを主軸に営業戦略/マーケティングからCREマネジメントまで幅広い経営コンサルティングサービスを「成果報酬型」で展開している。

 具体的には、コストマネジメント間接材/直接材、BPO/BPR+業務改善プログラム、販売価格の最適化、法人営業マネジメント、CREマネジメントを行っている。

 9月13日大引け後に決算した今2018年10月期第3四半期業績実績は、売上高14億1300万円、営業利益6億6200万円、経常利益6億4000万円、純利益4億4200万円に着地。

 今18年10月期業績予想は、売上高14億3200万円(前期比41.4%増)、営業利益5億6000万円(同2.0倍)、経常利益5億6000万円(同2.0倍)、純利益3億5200万円(同77.8%増)を見込む。
年間配当は、無配を予定している。

 株価は、8月21日につけた上場来安値6190円を底に9月19日に上場来高値14270円と上昇。高値圏で頑強な動きとなっている。IoTデバイスやビッグデータの進化により、「あらゆる状況が定量化」されることに加え、「あらゆるデータが蓄積」され、「成果の定量化」が可能になることで、コンサルティング業界でも「成果報酬型」のニーズが益々高まると予想しており、高い成長が続く見通し。足元で今10月期第3四半期業績が年計画を上回り順調に推移しており、上値基調を強めると予想する。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る