広栄化学は「レムデシビル」承認により一段と投機妙味が強まる様子

■原薬を生産、「流通量が限られ」と伝えられ思惑買い膨らむ

広栄化学工業<4367>(東2)は5月8日も買い気配のまま急伸し、9時40分にかけては4210円(980円高)の買い気配となっている。7日までの3日連続ストップ高に続き連日大幅高。8日のストップ値幅は1400円高の4630円になる。

 新型コロナウイルス感染症の治療薬として話題の「レムデシビル」の原薬(製造用原材料)を製造すると4月30日に発表しており、7日夜、「レムデシビル」が国内で承認されたと伝えられ、一段と注目される形になった。

 「レムデシビル」は米ギリアド・サイエンシズが開発した。8日朝配信のNHKニュースWEB記事によると、「流通量が限られ、重大な副作用が生じるおそれもあるということで、重症患者に限定して投与する方針」などと伝えられた。(HC)

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