住友商事が2日ぶりに高値を更新、原油や穀物の反発など好感され期末増配の好業績も見直される

■3月期末配当は従来予想を20円増額し65円の予定に

 住友商事<8053>(東1)は2月17日、再び上値を追って始まり、取引開始後は1903.5円(21.5円高)まで上げ、2日ぶりに昨年来の高値を更新し、2018年以来の水準に進んでいる。原油や穀物などの国際商品市況が反発した上、証券会社による投資判断の上方修正が出ている模様。2月4日13時に第3四半期決算と3月通期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、好感買いが再燃する形になっている。

  第3四半期連結決算(IFRS、2021年4~12月・累計)は、前年同期比で売上収益が19.8%増加し、各利益とも黒字に転換した。3月期末配当は1株につき20円増額し65円の予定(前期実績比30円の増配)とした。(HC)

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