ヘッドウォータースがストップ高、マイクロソフトの「Azure OpenAI」利用者向け新サービスに期待強まる、今期業績は大幅回復の見込み

■急拡大が予想される「マルチモーダルAI」関連の新サービス

 ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は2月16日、再び急伸し、取引開始後にストップ高の1万1030円(1500円高、16%高)で売買された後そのまま後場も買い気配を続けている。15日付で、日本マイクロソフトが提供する「Azure OpenAI Service」利用企業向けの新サービス開始を発表し、買い材料視されている。

 テキスト、音声、画像・映像の複合的な生成AI支援を行う「マルチモーダルAIラボサービス」の提供を開始した。「マルチモーダルAI」とは、様々な種類の情報を利用して高度な判断を行うAI。「マルチモーダルAI」の世界市場は、2023年の10億米ドルから、2028年には45億米ドルに成長すると予測されているとした。

 前12月期の連結決算は各利益とも減益だったが売上高は47.0%伸びた。今期・24年12月期の予想は、営業利益を2.4倍、親会社株主に帰属する当期純利益を2.2倍とするなど大幅回復を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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