ホンダが新型プラグイン燃料電池SUVを世界初公開、家庭での充電や外部給電機能も装備

■革新的なプラグイン機能と長距離走行を実現

 ホンダ<7267>(東証プライム)は、新型燃料電池車「CR-V e:FCEV」をH2&FC EXPOで世界初公開した。この車は、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ初の日本製モデルであり、600km以上の航続距離と60km以上のEV走行が可能である。北米や中国で販売される6代目CR-Vをベースにしており、ホンダとGMが共同開発した燃料電池システムを搭載している。

 ホンダは、2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」の3つを柱に活動している。水素技術やFCEVの研究・開発に30年以上取り組んでおり、過去には「FCX」や「FCXクラリティ」、「CLARITY FUEL CELL」のリース販売を行ってきた。

 CR-V e:FCEVは、広い居住空間と荷室を確保し、スポーティーかつ機能的なデザインを採用している。燃料電池システムはコストと耐久性を改善し、小型軽量化を実現している。AC充給電コネクター「SAE J1772」を採用し、家庭での充電や外部給電機能も装備している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る