ミロク情報サービス、One人事と販売パートナー契約を締結、タレントマネジメント・労務領域を強化

■人事労務業務の効率化から人事戦略まで一貫した支援を実現~

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は5月8日、ワンストップ人事労務システム「One人事」を提供するOne人事(本社:東京都品川区)と販売パートナー契約を締結したと発表。

■背景・目的

 近年、少子高齢化や国際競争の激化により、日本経済を取り巻く就業構造は急速に変化しており、人材の確保と育成の重要性が一層高まっている。また、2023年3月期決算以降、上場企業には人的資本に関する情報開示が義務付けられている。このような状況の中で、人事部門には戦略的業務に注力するため、業務効率化と生産性向上が求められている。

 こうした背景を踏まえ、MJSは、企業が抱える多様な課題に対し多角的なアプローチを図るため、人事労務と人材マネジメントをワンストップで実現する人事労務システムを展開するOne人事と販売パートナー契約を締結した。

 これにより、MJSはタレントマネジメント・労務領域の新たなソリューションとして『One人事』を製品ラインアップに加える。勤怠管理・給与計算から人事評価、スキル管理、人材育成・配置、エンゲージメント、ワークフロー、離職防止に至るまで、人事部門の業務効率化から人事戦略の実現までを一貫して支援し、企業価値の向上と競争力強化に貢献する体制を構築する。

 また、MJSの全国33カ所の営業・サービス拠点網を通じて、会計事務所の顧問先や中堅・中小企業に提供し、One人事においても『One人事』と親和性の高いMJSの給与システムや勤怠管理システムなどの製品・サービスの拡販に取り組む。

 今後もMJSは、各社とのパートナーシップ強化や製品のAPI連携を順次拡大し、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供していく。さらに、ERP製品や各種サービスを通じて企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業の経営高度化と企業価値向上に寄与していく。

■『One人事』について

 有償利用ユーザー数60万人を突破したOne人事株式会社の提供する人事労務システムであり、労務管理、勤怠管理、給与計算、タレントマネジメント、ワークフローの業務効率化をワンストップで実現する。人材情報を一元管理でき、一般企業から官公庁や自治体などの公的機関まで、組織の成長に応じて柔軟に対応し、従業員の成長と業務の効率化を支える。

■株式会社ミロク情報サービス(MJS)について

 全国の会計事務所と中堅・中小企業、小規模事業者に対し、経営システムや経営ノウハウ、経営情報サービスを提供している。現在、約8,400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務に関する多彩な情報サービスを展開している。また、財務を中心としたERPシステムを利用する約18,000社の中堅・中小企業をはじめ、約10万社の企業ユーザーを抱え、各種ソリューションサービスの提供を通じて、企業の経営改革と業務改善を支援している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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