日本調剤、763店舗にAI薬歴作成支援ツールを展開、医療の質向上と薬歴業務の効率化を推進

■対人業務の質向上と医療現場の負担軽減を目指す

 全国で調剤薬局を展開する日本調剤<3341>(東証プライム)は5月13日、AI薬歴作成支援サービス「corte」を全763店舗に導入することを決定したと発表。これは、薬剤師の業務負担を軽減し、対人業務に専念できる環境を整えることで、医療サービスの質を高める狙いがある。「corte」はcorteとソラミチシステムが共同開発したもので、既に一部店舗での先行導入によってその有効性が実証されている。

 先行導入では、薬剤師が患者との会話に集中できる環境が整い、薬歴入力の時間短縮や記載の正確性が向上した。記憶やメモに頼らず、客観的なデータに基づいて薬歴が記載される点が評価され、医療の質を向上させる効果が確認された。また、日本調剤は、導入支援のための説明会やフォロー体制、機能改善フィードバックなど、現場の活用定着に向けた具体的な取り組みも行っている。

 今後は、corteの全店舗導入を通じて薬剤師の働き方改革を推進し、質の高い医療提供と持続可能な医療体制の構築に貢献するとしている。本取り組みは、日本調剤グループが定めるマテリアリティのうち「医療のクオリティとアクセシビリティ」や「人的課題の解消」などに対応し、社会的責任を果たす持続可能な医療の実現を目指す一環でもある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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