トレンドマイクロが戻り高値に進む、世界の詐欺メール8割が日本を標的とされ同社に注目集まる

■「ウイルスバスター」で『詐欺メール・SMS対策』など展開

 トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は4月20日、3%の1万1055円(365円高)まで上げたあと高下しながらも14時にかけて1万1000円前後で売買され、5日ぶりに戻り高値を更新している。「日本を標的にした詐欺メールが急増し、4月は、世界で確認されたうちの8割以上を占めていたことがセキュリティー会社の調査で分かった」(NHKニュースWEB5月20日朝5時41分)と伝えられ、同社の総合セキュリティ対策「ウイルスバスター」の中の『詐欺メール・SMS対策』などのサービスが買い材料視されているようだ。

 報道によると、世界で確認したおよそ6億件の詐欺メールを分析すると、83.6%が日本を標的にしたものだったという。アメリカのセキュリティー会社「プルーフポイント」の調査で、日本の利用者を標的に、偽サイトに誘導して個人情報をだまし取ろうとする詐欺メールが去年12月ごろから増え始め、とくに証券会社になりすました詐欺メールが増えているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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