
■UAE(アラブ首長国連邦)にAIデータセンターなど建設、次世代AI設備拠点
さくらインターネット<3778>(東証プライム)は5月26日、急反発となり、9%高の3390円(280円高)まで上げた後も3300円台で売買され、前取引日・23日までの6日続落から急激に出直っている。データセンター関連株で、前週末・22日にソフトバンクG(ソフトバンクグループ)<9984>(東証プライム)がUAE(アラブ首長国連邦)にAIデータセンターなどを建設する次世代AIインフラクラスター計画『Stargate UAE』(スターゲートUAE)を発表し、買い材料視されている。データセンター関連株は日東紡績<3110>(東証プライム)なども軒並み高い。
ソフトバンクGは5月22日付の「グローバルなテクノロジー企業アライアンスがStargateUAEを発表」と題したニュースで、OpenAI、Oracle、NVIDIA、などとともに、アラブ首長国連邦のアブダビに新設される5GW規模のUAE–U.S.AIキャンパス内で稼働する次世代AIインフラクラスター「Stargate UAE」の構築に向けたパートナーシップを発表した。米国に巨額の投資を行う「スターゲート計画」のUAE版とみられ、「10平方マイルにわたるUAE–U.S.AIインフラキャンパスは、米国外で最大規模の施設」「このキャンパスは、AIデータセンターの容量として5GWを提供し、地域のコンピューティングリソースを提供」するなどとした。「先週アブダビにおいて、(中略)トランプ米国大統領の臨席のもとで発表された」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)