
■「香の森(かのもり)」ジンの本場で高評価、事業拡大に期待強まる
養命酒製造<2540>(東証プライム)は5月27日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は3245円(150円高)まで上げて約1か月ぶりに3200円台を回復している。5月21日に同社のクラフトジン『香の森』が英国で開催された国際的酒類品評会で金賞を受賞と発表し、株価は翌日から連騰。事業拡大への期待が強まり、買い材料として連日評価される相場になっている。
発表によると、同社のクラフトジン「香の森(かのもり)」が、ジンの本場・イギリスで開催されたジン品評会「World Gin Awards(ワールド・ジン・アワーズ)2025」の「コンテンポラリー・スタイル・ジン部門」で金賞を獲得した。クラフトジン「香の森」は、クロモジの葉・細枝・太枝、それぞれの部位の特徴を活かし、さらにクロモジの風味を立たせるために100種類を超えるボタニカルから18種類を厳選し組み合わせた。豊かな森の香りから、根や葉からくる深く甘い香り、スパイスの余韻まで、時間とともに変化する味わい、としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)