双葉電子は後場も次第高、産業用ドローンが日本郵便の「デジタルアドレス」に乗り飛躍の期待

■将来的にはドローンによる自動配達に途を開くとして期待する様子が

 双葉電子工業<6986>(東証プライム)は5月28日、前後場とも次第高となり、後場は9%高の566円(45円高)まで上げて年初来の高値575円(2025年3月24日)に迫っている。産業用ドローン・産業用送信機、産業用ラジコン機器などで知られ、日本郵政<6178>(東証プライム)の日本郵便が26日に住所を7ケタの英数字コードで表示する「デジタルアドレス」化に向けた取り組みを発表したことを受け、将来的にはドローンによる自動配達に途を開くとして双葉電子に期待する様子がある。

 2025年3月期の連結業績は、国内で在庫調整などから産業用ラジコン機器の受注が減少したが、欧州ではホビー用ラジコン機器が好調に推移した。決算説明資料の「ポートフォリオ変化・今後の取組み」では、「産業用ラジコン機器」を主力事業とし、「成長する産業用無線リモコン市場に対し建設機械・農業機械をターゲットとして新規産業用無線リモコンを提供」するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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