PPIH、6月売上高が前年超え、季節商材とゲーム機が好調、家電や日用品も伸長
- 2025/7/11 07:32
- IR企業情報

■「ウルトラマジ還元祭」が販促支援、家電や日用品も伸長
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>(PPIH)(東証プライム)は7月10日、2025年6月期の月次販売状況(速報)を発表した。6月の全店売上高は前年同月比7.5%増、既存店も5.9%増と堅調に推移した。夏の季節商品や次世代ゲーム機の販売が好調だったことに加え、グループ横断のキャンペーン「ウルトラマジ還元祭」により販促効果が高まった。一方、休日が1日少なかった影響は一部マイナス要因となった。
ディスカウント事業では、レジャー需要の高まりを背景に、アウトドア・マリン用品、UV対策品やモバイルファンなどが売上をけん引した。ゲーム機を除いても家電製品の販売は前年を上回っており、堅調な需要がうかがえる。店舗数は前年同月から23店舗増の655店となった。
UNY事業も、涼味食品やスポットクーラーなどの夏物が好調に動いたほか、非食品では洗剤やシャンプーといった生活必需品、キャラクターグッズの販売が伸長した。衣料品こそ前年割れが見られるものの、住居関連品や食品は前年実績を超えた。対象店舗数は前年同月と同数の130店であった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)