ソフトバンク、AIが提案資料や企画書を自動で生成する「satto workspace」を開発、2026年春提供開始へ

■AIチャットで情報収集から構成・表現まで自動生成、短時間で高品質な資料が完成

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は7月16日、資料作成業務を支援するエンタープライズ向け生成AIサービス「satto workspace」を開発したと発表した。サービスの提供開始は2026年春を予定しており、誰もがAIの利便性を享受できる社会の実現を目指す一環とされる。ユーザーはチャット形式で要件を入力するだけで、AIが提案資料や企画書を自動で生成する機能を備える。

 「satto workspace」は、社内データやインターネット上の情報をAIが収集・解析し、テーマや目的に沿ったスライド資料を短時間で作成する。資料作成に日常的に多くの時間を費やす現状を踏まえ、同サービスにより業務効率の大幅な向上と負担軽減が期待される。特に、テキストや画像の配置・デザインをAIが自動生成することで、ユーザーは資料の質の向上に専念できる点が特徴である。

 また、同サービスにはRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術が搭載されており、大量かつ複雑な社内外の情報源から必要な情報を効率よく抽出可能となっている。今後もソフトバンクは、生成AIを活用した業務支援ソリューションの開発を進め、働き方の革新に貢献していく構えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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