セキュア、卓球ビデオ判定システムTTR開発に着手、国産TTRで日本卓球界を支援

■サービス判定やエッジボールに対応、国際大会採用を目指す

 セキュア<4264>(東証グロース)は7月31日、卓球のビデオ判定システム「テーブルテニスレビュー(TTR)」の開発に着手したと発表した。TTRは国際大会で導入が進む映像判定システムで、サービス時のルール違反やエッジボール判定などを正確に行うことが可能となる。日本では既存システムの供給が遅れており、選手の強化や戦術への影響が懸念されていたことから、国内企業による開発への期待が高まっていた。

 スポーツにおけるビデオ判定はサッカーや野球などで普及しているが、卓球では2019年の試験導入を経て今年の世界選手権で初めて本格運用された。特にサービスのトスの高さや角度、ボールの隠れなど、人間の目では限界がある判定精度向上が求められていた。TTR導入により誤審防止の効果が期待される一方、選手は心理戦も含めた新たな戦術対応を迫られている。

 セキュアはこれまで培ったAIと映像解析技術を生かし、正確かつ迅速なリプレー提供やサービス判定、ラリー中のエッジ・サイド判定など、卓球特有の事象に対応したシステム開発を進める。国内外の国際大会やTリーグ、学生大会への導入を目指し、審判・運営スタッフの負担軽減や試合進行の円滑化も図る方針だ。現場で活用可能な国産TTRシステムの実装により、日本卓球界の技術力強化に寄与することを狙う。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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