協立情報通信が出直り強める、ソリューション事業の受注好調で業績拡大への期待強い

■第1四半期は売上高が5.5%増加しソリューション事業の受注高45.3%増加

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は9月8日、次第高の相場となり、午前10時半を回って2285円(105円高)まで上げて出直りを強めている。主要パートナー企業5社(NTTドコモ、日本電気、オービックビジネスコンサルタント、日本マイクロソフト、サイボウズ)の製品・サービスを融合させた経営情報ソリューションの展開とモバイル事業などを行い、第1四半期決算(2025年4~6月)は売上高が前年同期比5.5%増加し、営業利益は5.6倍になるなど好調。ソリューション事業の案件受注高は同45.3%増加したことなどを受け、通期の業績に期待の強い相場となっている。

 また、モバイル事業は店舗事業におけるサービス重視の取組方針により営業利益率が向上した。法人向け端末サポート、インセンティブ等、ストック型収益が堅調に推移。店舗事業は端末販売に加え、コンテンツ等の顧客主体サービスの提案に注力している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る