綿半HDグループの綿半ホームエイド、地元米農家から「長野県産コシヒカリ」の直接買付けを開始

■“ふっくらツヤもち”の新米でグルメ惣菜がさらにおいしく

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)グループの綿半ホームエイド(長野県長野市)は、今秋より同社店舗のグルメ惣菜に使用されるお米を、長野県内の米農家から直接買付けた「長野県産コシヒカリ」へと切り替えた。これにより、惣菜の味わいが一層引き立つとし、地域農業との連携強化を図る。

 全国的に米の不作や価格高騰が続く中、輸入米への切替や米のグレードを下げて対応をする小売店が増えている。しかし同社では、これまでと同様に「長野県産コシヒカリ」にこだわり、安定した調達方法を模索していた。その中で、これまで綿半が築いてきた地域とのつながりや信頼関係を活かして、長野県内の米農家との新たな協力体制を実現し、このたび「長野県産コシヒカリ」の直接買付けを開始することとなった。

 今シーズン、長野県の米農家から直接買付けるお米の総量は115トンになる。市場を介さず直接取引することで、高品質な長野県産コシヒカリを値打ち価格で安定的に仕入れることが可能となった。

 同社は、今回の取組みを通じて、地産地消を推進し、地域の農業の活性化に貢献していくとしている。

 また、同社は新たなオリジナル商品として「おでん種セット」の発売も発表した。特製だし付きで、8種類16品の具材を詰め合わせた同商品は、焼津産かつお節や日高昆布エキスなど4種の素材を使用した「秘伝のだしつゆ」が特徴。練り物を中心とした具材から旨味がしっかりと染み出し、好みに応じて玉子や大根などを加えることで、個性豊かなおでんが楽しめる。

 「おでん種セット」は綿半スーパーセンター各店舗で販売され、販売価格は301円(税込)としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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