科研製薬は山形県山形市と健康の保持・増進に関する協定を締結

■自治体との連携協定は今回が初めて

 科研製薬<4521>(東証プライム)は28日、山形県山形市(市長:佐藤孝弘)と健康の保持・増進に関する協定を締結したと発表した。(写真左から)科研製薬 執行役員小関智之氏、山形市長 佐藤孝弘氏

 山形市は、目指す都市像として「健康医療先進都市」のビジョンを掲げ健康寿命延伸に向けた取り組みを進めている。食事(S)、運(U)、休養(K)、社会(S)、禁煙・受動喫煙防止(K)に留意する「SUKSK(スクスク)生活」を独自に提唱し、「健康ポイント事業SUKSK」など“楽しみながら健康づくり”を継続する仕掛けを切れ目なく展開している。2023年度には厚生労働省(スマート・ライフ・プロジェクト)・スポーツ庁主催の「第12回健康寿命をのばそう!アワード」で生活習慣病予防分野 厚生労働大臣最優秀賞を受賞した。

 科研製薬は、経営理念の3つのよろこびの1つに「患者さんのよろこび」を掲げ、健康寿命の延伸や患者さんやご家族のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献するような医薬品や医療情報を提供している。人生100年時代にいつまでも自分の足で歩ける社会づくりに、地域医療の一員として貢献したいという想いから、山形市が目指す「健康医療先進都市」のビジョン実現に向けた取り組みを進めることとなった。

 同協定は、両者が相互に連携を図り、市民の健康の保持・増進に資することを目的としている。協定の詳細は以下のとおり。
【連携事項】
1.足の健康の保持・増進に関すること。
2.健康づくり活動の推進に関すること。
3.山形市健康ポイント事業SUKSKの普及啓発に関すること。
4.その他山形市民の健康の保持・増進に資すること。

 科研製薬は足・爪白癬や変形性膝関節症などの足の健康に関連する医薬品の提供や「運動器の健康」世界運動の推進活動を通じて、健康寿命延伸の実現に取り組んでいる。科研製薬が自治体と連携協定を締結するのは今回が初めて、今後も地域医療を支える一翼を担うために、質の高い情報提供を通じて地域社会に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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