バロックジャパンリミテッド、株主優待制度を大幅拡充、中長期保有を後押し

■新NISA時代の個人投資家に向け、保有促進策を強化

 バロックジャパンリミテッド<3548>(東証プライム)は5月22日、株主優待制度の大幅な拡充を決定したと発表。新NISA制度による個人投資活動の活発化を受け、同社株式の中長期保有を促進する狙いがある。今回の拡充では、保有株式数と保有期間の二軸で優待内容を新設・拡充し、これまで以上に保有インセンティブが累進的に高まる仕組みを構築した。

 主な変更点として、1000株以上保有株主への新たな優待制度を導入し、3年未満保有で年間2万円相当、3年以上の長期保有で年間5万2000円相当の株主優待券を提供する。500株以上保有株主の優待も拡充され、3年未満で年間1万2000円相当、3年以上で年間2万4000円相当となる。さらに利用枚数制限を従来の2枚から最大13枚まで大幅に緩和し、利便性を向上させた。新制度は2025年8月31日現在の株主名簿記載株主を対象に開始され、11月下旬に株主優待券を発送する予定となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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