西武ホールディングス、西武バスは「西武バス新座営業所」に100%再生可能エネルギー電力を導入

■西武グループ保有施設で発電する非化石証書付電力供給

 西武ホールディングス<9024>(東証プライム)グループの西武バスは3月24日、新座営業所で使用する電気使用量の全てを、2023年3月25日(土)から、西武グループが運営する「西武武山ソーラーパワーステーション」で発電する環境価値が付いた電力で賄うと発表。

■3月25日から、使用電力におけるCO2排出ゼロへ

 今回の取り組みは、東京電力エナジーパートナーの協力により、3月25日(土)から、実質再生可能エネルギー由来の環境価値が付いた電力(非化石証書付電力)(※1)が供給されることで、これまで新座営業所における電力使用により年間約80t排出していたCO2が実質ゼロとなるものである。

 同営業所では、2023年2月から、屋根に太陽光発電設備を設置し、発電される電気を営業所施設に供給して自家消費するオンサイトPPA(※2)を導入しており、日中においては、同営業所内で使用する電気の一部を再生可能エネルギーで賄っている。

 西武バスでは、かねてより安全・安心を第一として、環境や社会情勢が抱える課題解決に向けた取り組みを推進し、エコドライブの実施や、ハイブリッドバスや燃料電池バス、バイオディーゼル燃料、リニューアブルディーゼル燃料の導入などを評価され、「令和4年度 彩の国埼玉環境大賞優秀賞」を受賞している。

※1 非化石証書付電力(トラッキング付)とは・・・特定の電源種(再生可能エネルギー)や発電所所在地などの付加価値的な属性情報をトラッキングし紐づけをした非化石証書と、通常の電力を組み合わせた、実質CO2フリーの環境価値付電力。

※2 オンサイトPPAとは・・・PPA事業者が所有する太陽光発電設備を、需要家(電気を使用する企業)の敷地や施設に設置し、需要家がPPA事業者から発電した電気を購入して自家消費する契約形態
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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