テラスカイは一気に年初来の高値を更新、「量子研究」で進展、石破首相も推進姿勢とされ期待高揚

株式市場 銘柄

■本田技術研究所と世界初の計算に成功

 テラスカイ<3915>(東証プライム)は5月19日、一段高となり、取引開始後に9%高の2907円(238円高)まで上げ、あと伸びきれないが一気に年初来の高値を更新している。14日にグループ会社Quemix(東京都中央区)がホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門・本田技術研究所(埼玉県和光市)と量子化学計算分野での共同開発について開示し、続いて「石破茂首相『量子研究で年内5カ国と連携協定』産総研の拠点視察」(日経電子版5月18日夜)と伝えられ、「量子研究」を取り巻く追い風への期待が出ている。

 グループ会社Quemixは、本田技術研究所「量子状態を読み出す新技術」を共同開発し、世界初の量子コンピュータ実機を用いた計算に成功し、量子コンピュータの実機を使用した論理ビット上での材料開発に活用できる計算に成功したのは世界初になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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