アイデミー、三菱電機グループのDXイノベーションアカデミーにAidemy Businessを提供

■7つのスキルセットに応じた学習カリキュラムでDX人財育成を支援

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、三菱電機<6503>(東証プライム)が2025年4月に設立した同社グループ従業員向けのDX人財育成機関「DXイノベーションアカデミー(※1)」の初級講座の学習コンテンツとして、オンラインDXラーニング「Aidemy Business」の提供を開始した。「Aidemy Business」のオンデマンドを中心に、250以上の幅広いAI/DXコンテンツから個々人の業務の必要性や習熟度等に応じて選択して受講できる点が評価され、レベルや職種に応じて適切なコンテンツを提供する「DXイノベーションアカデミー」での採用につながった。7つのスキルセット(※2)に合わせて共同で作成した学習カリキュラムで、三菱電機グループの初学者向けのDX人財育成を支援する。

 三菱電機は、顧客から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型デジタル・エンジニアリング」を推進している。また、2030年度までにグループ全体で2万人のDX人財を確保することを目指し、人財の獲得やM&Aによる拡充だけでなく、事業戦略に基づく着実な人財育成の強化を図っている。

 2025年4月には、DX人財の育成機関「DXイノベーションアカデミー」を設立し、三菱電機グループの全従業員を対象にDX人財育成の強化を進めている。「DXイノベーションアカデミー」は初級講座、実践講座、アドバンス講座の3ステップで構成され、アイデミーが提供するオンラインDXラーニング「Aidemy Business」が初級講座の学習コンテンツとして採択されている。活用に際しては、7つのスキルセットに応じた専用コースを共同で作成した。「Aidemy Business」は2024年3月より継続して活用されており、初年度は全社展開に向けて「Serendie Street(※3)」でトライアル活用を実施。2025年度は広く三菱電機の事業本部に呼びかけ、活用希望者に提供していく予定で、今後、育成対象を拡大していく方針である。

 アイデミーは、ツール提供に留まらず、250を超える学習コースを組み合わせた最適なカリキュラムの提案や、社員の学習状況に応じて学習継続に向けた施策を提案し、今後も三菱電機グループのDX人財育成を支援するとしている。

※1:DXイノベーションアカデミー
※2:7つのスキルセット
三菱電機グループにおいて、職務ごとの特性や要件を明確にする「ジョブ」の概念を定義したもの。DXマーケティング、ソリューションクリエイション、データエンジニアリング、UI/UXデザイン、DXアーキテクチャーデザイン、DXエンジニアリング、DXクオリティアシュアランスから構成される。
※3:Serendie Street
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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