キリンホールディングス、ヘルスケアシステムズ社と免疫状態を可視化する新検査サービスを共同開発

■健康維持の基盤となる免疫状態を数値化、個人のケア意識向上に貢献

 キリンホールディングス<2503>(東証プライム)のヘルスサイエンス研究所とヘルスケアシステムズは5月22日、個人の「免疫」状態を可視化する新たな検査サービスの開発を共同で開始したと発表。背景には、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症への対策が年間を通じて求められる社会的状況がある。両社はこれまで自治体と連携した免疫検査イベントを通じ、「免疫」の状態を可視化することが人々の免疫ケア意識の向上と行動変容につながることを確認した。今回の取り組みは、その成果を基にした本格的なサービス開発である。

 この検査サービスは、キリンが35年以上にわたり培ってきた免疫研究の成果と、簡便に測定可能な生体指標の発見を基盤に構築される。協業先であるヘルスケアシステムズは、検査サービス開発の豊富な実績を持ち、今回の共同開発においてキリンの発見した生体指標を用いた独自の検査手法を具体化する。これにより、個人の免疫状態を手軽に把握できることが期待され、健康管理や免疫ケアの習慣化を支援するツールとしての活用が見込まれる。

 同サービスは2025年中に検証を進め、2026年に段階的な提供を目指す。キリンは長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」の中で、食・医領域に加え、「ヘルスサイエンス領域」の育成に注力しており、免疫分野ではプラズマ乳酸菌などの商品化にも成功している。今回の検査サービスは、社会課題である「健康」に対してCSV経営の観点から価値を創出するものであり、同グループが今後の成長軸とするヘルスサイエンス事業の中核をなす取り組みといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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