第一工業製薬が後場も一段高、株主総会の通知で新事業「ライフ・ウエルネス事業」や電池材料の増強に注目集まる

■リチウムイオン二次電池の負極用接着剤事業では「今後、段階的に30億円の投資」

 第一工業製薬<4461>(東証プライム)は5月23日、前後場とも次第高となり、14時30分過ぎには9%高の3535円(305円高)まで上げて今年1月28日以来の3500円台を回復している。同日付で「第161期定時株主総会招集ご通知」をホームページに開示し、「定款変更の件」では「ライフ・ウエルネス事業」の強化を図ることや、リチウムイオン二次電池の負極用水系複合接着剤事業について段階的に30億円の投資を行うことなどに注目と期待が集まっている。

 リチウムイオン二次電池の負極用接着剤事業では、「生産能力を滋賀工場に増強した」ことに加え、「今後、段階的に30億円の投資を行い、さらなる事業展開」などと今後の方針を示した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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