
■組織のデータ活用力を診断・改善、生成AIの効果最大化を支援
データドリブンカンパニーへの変革を支援するデリバリーコンサルティング<9240>(東証グロース)は5月23日、データリテラシーの向上を通じてAIソリューション事業を手掛けるヘッドウォータース<4011>(東証グロース)と協業し、AIエージェントの導入効果を最大化する支援サービスの提供を開始したと発表。企業のデータリテラシー向上を基盤に、生成AIを活用した業務効率化と意思決定支援を強化するのが目的だ。
両社は「データリテラシー診断」「育成施策設計」「AIエージェント活用設計」「定着支援」の4段階で包括的支援を行う。デリバリーコンサルティングがデータ戦略と人材育成を担当し、ヘッドウォータースは独自の「SyncLect AIエージェント」技術を提供。データ統合と現場定着を両立させる。
生成AI活用が広がる中、多くの企業がデータ活用スキルの不足に課題を感じている。両社はAI技術とデータマネジメントノウハウを組み合わせ、単なるシステム導入を超えた「AIが企業文化として根付く」環境整備を目指す。DX推進とデータ利活用の高度化に向け、サービス拡充を進める方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)