セルソース、ソラリスバイオと再生医療分野で包括提携、世界初の保存液技術と加工実績融合
- 2025/8/29 07:59
- IR企業情報

■技術革新と現場知見を統合し、安全で身近な再生医療を実現へ
セルソース<4880>(東証プライム)は8月28日、ソラリスバイオと再生医療分野で包括的業務提携契約を締結したと発表した。ソラリスバイオは有機溶媒を用いない世界初の細胞凍結保存液の実用化や、動物由来原料を一切使用しない培地の開発に成功しており、高い安全性と生体適合性を実現している。一方、セルソースは全国2,000以上の医療機関と提携し、11万件を超える細胞加工受託の実績を持ち、現場ニーズに応じたサービスを提供してきた。両社は技術と知見を融合させることで、再生医療の課題解決と社会実装を加速する方針である。
今回の提携により、ソラリスバイオの先進的プロダクトとセルソースの細胞加工ノウハウを組み合わせ、臨床ニーズに直結した製品やサービスの開発を進める。セルソースはまずソラリスバイオの保存液や培地を導入し、加工受託サービスの安全性・品質・効率の改善に取り組む。さらに、共同研究や製品開発を通じて細胞保存液や培地など必須技術の高度化を図り、再生医療分野における新たな価値の創出を目指す。
セルソースの澤田貴司社長は「技術革新とサービス向上に向けた重要な一歩」と強調し、安全で高品質な細胞製造体制の構築に取り組む姿勢を示した。ソラリスバイオの石川格靖社長も「これまでの研究成果を治療に生かせることを喜ばしく思う」と述べ、臨床現場との連携強化を通じて次世代の再生医療を切り拓く意欲を示した。両社の協業は、再生医療の普及と産業化を推進する契機となる見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)