『電力需給予報』をお天気アプリ「ウェザーニュース」で緊急公開!電力需要予測に特化した独自のAIモデルで算出

■30年の実績を持つエネルギー気象チームが気象・体感データを用いて電力需要をAI予測

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は6月29日、この夏の電力需給ひっ迫の懸念を受けて、効果的な節電に役立ててもらうため、お天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)にて『電力需給予報』を緊急公開したと発表。

 『電力需給予報』では、同社のエナジーフォーキャストセンターによる独自の電力需要予測と、電力会社から発表される電力の供給力のデータをもとに、国内の全電力エリア分の「電力ひっ迫度(電力使用率)」を時系列で予報する。

 電力需要予測は、長年電気事業者向けにサービスを行なってきた同社のデータ分析技術や需要予測の知見を活用して開発した、電力需要予測に特化した独自のAIモデルで算出しており、「ウェザーニュース」アプリのユーザーから寄せられる天気や体感の報告を活用することで、予測の精度を高めている。電力エリアのひっ迫度合いが時系列で確認できるため、電力需給が特に厳しい時間帯がわかり、節電の際の参考にすることができる。

■電力の”ひっ迫度合い”を全電力エリアで時系列予報

 政府は6月7日、この夏の電力需給が厳しいとして2015年以来7年ぶりとなる節電要請を行った。今週27日からは気温上昇に伴う家庭内や企業での電力需要が大幅に高まったことを受けて3日連続で東京電力エリアに「電力需給ひっ迫注意報」が発令され、節電が呼びかけられている。

 同社は、効果的な節電に役立てもらうため、「ウェザーニュース」アプリにて『電力需給予報』を緊急公開した。『電力需給予報』では、同社のエナジーフォーキャストセンターによる独自の電力需要予測と、電力会社から発表される電力の供給力のデータをもとに、国内の全電力エリア(計10エリア)ごとの「電力ひっ迫度(電力使用率)」を予報する。電力使用率(需要/供給力)が高いほど、電力の予備率が小さく電力需給がひっ迫した状態となる。電力需給のバランスが崩れると電力の安定供給ができなくなり、最悪の場合は大規模停電に繋がる。電力会社はそれを防ぐために計画停電などを行うこともある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る