湖北工業が大きく出直る、ソフトバンクの海底ケーブル陸揚げ拠点新設報道など材料視

株式市場 銘柄

■光通信部品・デバイスなど開発製造し宇宙衛星光通信ビジネス参入も推進

 湖北工業<6524>(東証スタンダード)は7月8日、大きく出直り、8%高の2648円(196円高)まで上げた後も強い値動きを続け、約1週間ぶりに2600円台を回復している。自動車や光ファイバー通信用の光部品・デバイスなどのメーカーで「特に高い信頼性を要求される海底ケーブルの中で活躍」(同社ホームページより)している。直近は、「ソフトバンク、海底ケーブル陸揚げ拠点を新設」(日本経済新聞7月5日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。

 報道によると、ソフトバンク<9434>(東証プライム)は7月4日に「陸揚げ拠点の分散化を支援する総務省の助成事業に採択された」という。湖北工業は、また、「衛星通信市場への採用に向けて、光部品・デバイスの宇宙での環境試験や、通信衛星市場における拡販に努めた」(決算短信より)とするなど、宇宙衛星光通信ビジネス参入に向けた活動も推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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