NISAもよいがドル平均法はもっとよし=犬丸正寛の相場格言

■NISAもよいがドル平均法はもっとよし

株式投資の成否は突き詰めると、「指数」を買うか、「個別銘柄」を買うか、そして、「どのタイミング」で買うかにかかっているように思われます。

とくに、戦後の高度成長経済時代や2013年の保守政権回帰の時のような強烈な右肩上がり相場ならエンピツを転がすようなやり方でも儲かったものです。

相場が高値圏モミ合いに移れば銘柄選びと買うタイミングがたいへん大切となってきます。極端な話、景気や企業々績が頭打ちから下降に向かうというときに買ったのでは損を被ることは目にみえています。結局、投資の成否を決めるのは「何を買うか」、「いつ買うか」に絞られると思います。

とくに、個別銘柄投資は成功すれば成果は大きいが、買うタイミングを間違えば損失も大きくなります。この点の両方をカバーしてくれるのが、ドル平均法というやり方です。指数でも個別銘柄にも応用可能で、個別銘柄なら従業員持株会のように毎月一定金額買い続けるやり方と似たものとなります。相場の高いときは購入する株数が少なくなり、相場が下がれば買い付ける株数が多くなり、数年経過してみれば預貯金よりはるかに儲けの大きいものとなっています。NISAも悪くないけど、もう一歩進めてドル平均法の活用もよいと思われます。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る