クレスコの子会社CRESCO VIETNAMはベトナムのフードデリバリー市場向けに最新のPOSシステムの販売を開始

■急成⻑するベトナムで、飲⾷・⼩売業界のオペレーションを改善しDXを推進

 クレスコ<4674>(東証プライム)の子会社CRESCO VIETNAM CO.,LTD.(本社:ベトナム・ハノイ、代表:平澤 淳、以下CRESCO VIETNAM)は、ベトナム国内で約10万⼈のユーザーを誇るデリバリーサービス「Capichi Food Delivery」を展開するCapichi Việt Nam Co.Ltd.(以下 Capichi)およびマルチデバイスで利⽤可能なPOSシステム「LOOP SMART POS」を提供するHungry Bear Internet JSC.(以下Hungry Bear)と、フードデリバリーにかかわるオペレーションを改善するため業務提携を締結した。

 3社共同で、「Capichi FoodDelivery」および「Capichi OI」ならびに「LOOP SMART POS」を統合する「CapichiConnect機能」を開発し、「Capichi Connect機能」を備えた新POSシステム「LOOPSMART POS」を、10⽉24⽇から販売する。

■開発の経緯

 ベトナムでは、新型コロナウイルスの影響により、飲⾷・⼩売におけるデリバリーサービスが都市部を中⼼に浸透しており、取扱量が年々増加している。しかし、デリバリーオーダーを受ける飲⾷店や⼩売店は、デリバリー専⽤アプリケーションから⼊る注⽂をPOSシステムに⼿⼊⼒しているという現状があった。この⼊⼒作業が⼿間であるうえに間違いも起きやすく、店舗オペレーションを⾮効率にしていた。

 これを解消するために、CRESCO VIETNAMが代理店として提携するHungry Bearの「LOOP SMART POS」と、ベトナムで⽇系飲⾷店を中⼼に1,000店舗に展開するCapichiのデリバリーサービス「Capichi Food Delivery」を接続・統合する「CapichiConnect機能」を、3社で共同開発した。

■今後の展開

 デリバリー需要が拡⼤するベトナムにおいて、飲⾷・⼩売業界へのリテールテックによるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく。

 さらに、ベトナム国内におけるインバウンド需要の回復と拡⼤を⾒据え、Capichiが11⽉から提供するQRコードテーブルオーダーアプリ「Capichi OI」とも同様に連携・統合する機能をリリースする予定。

【LOOP SMART POS の特徴】

1.注⽂処理のオペレーションが簡単に

 10万ユーザー、提携店舗1,000店を抱えるCapichi Food Delivery・Capichi OI(Capichi OIとの連携は11⽉リリース予定)と、API連携にて統合する「Capichi Connect機能」を搭載。デリバリー注⽂や店内QRオーダー注⽂の POS による店員の⼿⼊⼒作業が不要になる。

2.マルチデバイスに対応

 専⽤端末のほか、WindowsPC、macOS、AndroidTabletなどの複数デバイスに対応。他社端末や周辺機器でも必要スペックを満たしていれば、そのまま使うことができる。

3.店舗オペレーションを改善するために役⽴つ多くの機能

 プロモーション、調理管理、売上管理、キャッシュレス決裁、在庫管理、複数店舗管理、スタッフ勤怠管理など、店舗オペレーションを楽にする機能を数多く備えている。また、他LOOPサービスの連携により、より⾼度な管理も可能になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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