
■アレクシオン社と新規遺伝子治療用製品の開発などでライセンス契約を締結
JCRファーマ<4552>(東証プライム)は7月9日、急激に出直る相場となり、14%高の593円(75円高)まで上げて約1か月ぶりに590円台を回復し、その後も585円前後で強い値動きを続けている。8日、「アレクシオン社とのJUST-AAV技術に関するライセンス契約締結のお知らせ」を発表し、契約一時金を受領するほか、マイルストーンフィーとして「合計で最大825百万米ドル(約1200億円、1ドル145円換算)」などを受領する権利を有すとし、期待が強まっている。
発表によると、アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズ(以下、アレクシオン社)と新規遺伝子治療用製品の開発を目的としたJUST-AAVカプシドに関するライセンス契約を8日締結した。本契約により、アレクシオン社から契約一時金を受領するほか、研究開発に関するマイルストーンフィーとして最大225百万米ドル、販売に関するマイルストーンフィーとして最大600百万米ドル、合計で最大825百万米ドル(約1200億円、1ドル145円換算)、加えて、販売後は正味売上高に応じた段階的ロイヤルティを受領する権利を有す。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)