
■独自のドット塗工技術で高機能を実現
コクヨ<7984>(東証プライム)は7月9日、テープのり「ドットライナー」シリーズの累計出荷数が2億個を突破したと発表した。2005年6月に日本初のドットパターンのテープのりとして発売されて以来、約20年間にわたり改良を重ね、現在では世界15カ国以上で販売されるロングセラー商品となっている。
同シリーズは、のりをドット状に塗布する独自の塗工技術を採用しており、のりの切れの良さと美しい仕上がりが特長である。ビジネスから家庭まで幅広い使用シーンに対応する製品群を展開しており、2025年7月時点で18アイテム・134品番を揃える。なかでも「スタンダード」「フリック」「ロング50」などの主力製品は、使い勝手や環境配慮の面でも高い評価を得ている。
「スタンダード」は強粘着や仮止め機能など3タイプがあり、用途に応じて選べる。「フリック」はキャップが開きにくく、片手で扱える機構を搭載し、学生向けにも適している。「ロング50」は50mの長さと環境負荷低減の工夫が特徴である。同社は今後も、ユーザーの多様なニーズに応える製品づくりを続けるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)