イトーキのグループ会社ダルトン、粉体装置と封じ込め機器を一体化したコンテインメント装置シリーズ『HUGO』を発表

【第一弾として「封じ込め粉砕機HA-5型」を発売】

■高い安全性と容易な作業性を両立し、ハイリスクな粉砕工程に新たな自由と選択肢をもたらす1台

 イトーキ<7972>(東証プライム)のグループ会社であるダルトン(本社:東京都中央区)は7月9日、粉体装置と封じ込め機器を一体化したコンテインメント装置シリーズ『HUGO(ユーゴ)』の第一弾として、「封じ込め粉砕機HA-5型」を7月9日(水)から発売すると発表。

 同製品は、医薬・化学・バイオ業界などの粉砕工程において、高薬理活性物質の安全な取り扱いや粉体飛散による交差汚染の防止といった課題に対応するものである。装置単体で高度な封じ込めを実現することで、作業者の保護と工程の効率化を両立する。

 『HUGO』シリーズは、アイソレータに代表される封じ込め技術を応用し、粉体機械単体で高い封じ込め性能を実現する装置群である。

 第一弾となる「封じ込め粉砕機HA-5型」は、衝撃式粉砕機をベースに内部を陰圧状態に保つことで、OEL1μg/㎥以下の高薬理活性薬剤の粉砕を可能にした。万一のトラブル発生時には、フレキシブルバッグを装着して装置内部にアクセスし、原因を除去したのちに運転を再開できる構造を備えている。ハイリスク原料の取り扱いにおいても、安心かつ効率的な運用を実現する。導入前には、テストやデモンストレーションの実施も可能である。

■主な特徴

・高い安全性|封じ込め0.1μg/㎥以下、WIP洗浄にも対応
 装置単体で実施した封じ込め性能評価において、投入部・作業者・回収部のすべてで0.1μg/㎥以下を達成。洗浄はWIP(Wet In Place)方式に対応し、安全かつ効率的なメンテナンスを実現する。

・容易な作業性|コンパクト設計と工具使用を最小限に抑えた構造で作業者の負担を軽減
 幅2mのコンパクト設計により、設置場所を選ばず導入可能。操作・メンテナンス時に使用する工具は必要最小限に抑え、グローブ越しでも扱いやすい構造とし、簡便な作業を可能にした。

・多機能性|粉砕方式の選択と防爆環境にも柔軟に対応
 目標とする粒度や粉体の物性に応じて、装置の主要構成を維持したまま、ハンマータイプからピンタイプへの切り替えが可能である。有機溶剤・アルコールなどを使用する環境に適した防爆仕様にも対応する。

・柔軟にカスタマイズ|現場に応じて構成・配置を調整
 フレキシブルバッグは、素材特性と国内製造の強みを活かし、要望に応じたカスタマイズが可能である。また、設置環境や作業動線に応じて、供給・粉砕・回収各部の分割および配置の調整にも柔軟に対応する。

■ダルトンの粉体機械事業

 ダルトンの粉体機械事業部は、高度な製品力と業界屈指のラインナップを有し、豊富な技術とノウハウを備えた粉体加工のプロフェッショナル集団である。粉体加工プロセスに精通する機械メーカーとして、原料から製造に至るまで、前後装置のハンドリングを含めた高い要求にも柔軟に応える体制を整えている。

■ダルトンの事業

 ダルトングループは、『価値創造活動の主人公であるお客様と共に「創造の、共創へ。」』をスローガンに掲げ、創業80年を超える日本の老舗メーカーとして、医薬・化学・生物・食品・精密機械などの研究開発機関・製造工場、教育機関、医療機関の多様な専門施設に対し、研究施設事業、教育施設事業、粉体機械事業、クリーン機器事業、半導体製造装置事業など8つの事業を展開している。顧客のビジネス発展と技術力向上を支え、付加価値の高い製品・サービスを提供し続けている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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