セキュアヴェイル、東芝ITサービスが「NetStare Cloud」を採用、サイバー攻撃対策強化へ
- 2025/7/9 08:12
- IR企業情報

■短期導入・低コストでSOC体制を支援、全国企業に展開
セキュアヴェイル<3042>(東証グロース)は7月8日、同社が提供する統合セキュリティ運用サービス「NetStare Cloud」が東芝ITサービスに採用されたと発表した。東芝ITサービスは、SOC(Security Operation Center)機能の強化を目的に、同サービスを通じて企業のITシステムに対する監視とログ分析を実施し、サイバーインシデントへの迅速な対応を図る。
サイバー攻撃の高度化とDXの進展を背景に、製造業を含む多くの企業で専門的なセキュリティ体制の整備が喫緊の課題となっている。一方、SOCの内製化は製品のサイロ化や人材不足といった障壁があるため、外部サービスへの需要が拡大している。全国に拠点を持ち、幅広い運用実績を持つ東芝ITサービスは、新たに短期間・低コストで導入できるSOCサービスを提供する。
この取り組みでは、20年以上にわたりセキュリティ運用を手がけてきたセキュアヴェイルが、自社開発の次世代SIEMを活用し、高品質な運用支援を担う。エンタープライズ水準のセキュリティと運用効率の両立が期待されており、同社は国内全体のセキュリティ水準向上にも寄与するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)